アルバートカーフとは
アルバートカーフは、イタリア最高級のボックスカーフを採用している皮革の一つです。
ボックスカーフの中でも、生後三カ月から六カ月の子牛の革のみを使用しており、独自のなめし製法により生まれると言われています。
アルバートカーフは適度なハリがある他、光沢や艶やかな表情で、表面のコーティングが必要最小限にしてある所が特徴的です。
表面のコーティングを必要最小限にする事で、革本来の風合い、香り、しわや血管等を垣間見る事が出来、素材の美しさや良さを実感する事が出来ると思います。
また、発色の良さには定評があり、ストレートに色味が表現されるので、ボックスカーフをいくつも経験してきた革好きの方をもうならせる事が出来る素材だと言われています。
アルバートカーフは稀少性が高く、素材自体の価格については、ブライドルレザーを凌ぐ値段が付けられる事もあるそうです。
アルバートカーフの製品とは
アルバートカーフの製品には本当に極上という言葉がぴったりくるような製品ばかりで、まさにイギリス紳士と言う名にふさわしいような雰囲気を持っています。
成熟した大人だけが持つ事が許されるようなそんな高貴な風合いで、気品溢れる製品が多いと思います。
アルバートカーフの製品を持っているだけで、上品な印象、佇まいを演出してくれるようなそんな雰囲気すら漂います。
経年変化も美しい他、ツヤが出てきて色味が深まってくると、エレガントさとはまたひと味違った表情となり、ただのお洒落としてではなく、本物志向の男性を意識するような製品だと思います。
アルバートカーフのメンテナンス方法
一番のメンテナンス方法は、毎日使用する事だと言われています。
毎日取り出したり、ジャケットの内ポケットにしまったり、手に触れる事で、アルバートカーフに含まれるオイルが移動して良いメンテナンスになります。
それでも革表面の乾燥が気になるようになったら、レザーケア専用のクリームを少量布に取り、良くクリームを布に馴染ませて、軽く撫でるようにメンテナンスする必要があります。
