天然革とは


天然革とは?

天然革とは、動物の皮を剥がして鞣した革のことを言います。
動物から剥いだ皮は、そのままの状態だと腐ったり硬くなってしまうことがありますので、硬化しないように鞣しという加工を行うのです。

天然革の特徴は、使い込むほど味が出ること、頑丈で風合いが良いこと、吸湿性や保温性に優れていること、適度に弾力があるので色々な形に加工しやすいこと、燃えにくいことが挙げられます。
欠点として汚れや湿気に弱いことが挙げられます。

天然革には、その生き物がつけた傷痕やシワ、虫などの刺し傷があり、こうしたものは天然革の個性として革製品に表れることがあるのです。
季節や部位によって天然革の色の濃さが異なってきますが、1枚の天然革の中でも色の濃さが違い、これも天然革の醍醐味と言えます。
天然素材ということを証明してくれますので、良いほうに捉えるようにしましょう。

このような天然革は、人工的に作られた合皮革では表現できない質感や魅力がありますので、革製品を使用するのであれば天然革を使用した製品のほうが良いといえます。

天然革の仕上げについて

天然革は、仕上げ方法によって色々な表情を見せてくれます。
仕上げ方法とは革の色付け方法のことですが、大きく分けて2つあり、顔料仕上げと染料仕上げになります。

顔料仕上げは革の表面に色を付けるのですが、傷を隠すことで綺麗に仕上げることができます。
傷やシワが付きにくいため、良い状態を長く保つことができるのです。
染料仕上げはエイジングを起こしやすく、美しい風合いへと変化してくれます。

合成皮革の特徴とは?

天然革に比べて合成皮革は水に強いのですが、摩擦や引っ掻き傷に弱いです。
天然革は使えば使うほど味が出て馴染んできますが、合成皮革は様々な悪影響によって劣化があり、一般的な寿命が3年から4年くらいになっているのです。
価格が安くて水洗いできますが、使っても馴染まないので、天然革のほうが良いと思われます。

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